どうも!とでぃ(@DANBLOG14)です!
今回は、アメリカ横断で移動手段として利用したアムトラックについて諸々解説します。
- なぜ僕がアムトラックを選択したのか。
- アムトラックのメリット、デメリットは何か。
- 乗り放題パス(レイルパス)の購入方法。
をご紹介します!
※2018年7月12日現在の情報となります。
アメリカ横断の移動手段
アムトラック大全ですが、一応その他アメリカ横断の移動手段もご紹介。
移動手段は重要ですよホント。
僕も移動手段だけはしっかり調べました。(パス購入は、渡米してからだけど。笑)
アメリカ横断の主な移動手段は以下5つでしょう。
- グレイハウンドーGreyhoundー(長距離バス)
- アムトラックーAmtrakー(鉄道)
- レンタルカー
- ヒッチハイク
- 飛行機(横断?笑)
徒歩、自転車(流石にいないよね…。)
僕はアメリカ横断をする上で前提として、
- 国際免許なし(でもすぐに取れるみたい。ただ1人旅で車は…笑)
- 滞在期間内で目的地に到着しなければならない
- 横断旅なので、移動時間も楽しみたい
が条件であったので、自然とレンタルカー・ヒッチハイク・飛行機が除外。
アムトラックとグレイハウンドの二択で悩みました。
本当言っちゃえば一長一短なんですよね。
他のブログを閲覧していても、このどちらかが殆どですね。
そして、『アメリカ横断』+『ブログ』に残している人自体ニッチで、情報源が少ない。
その上、閲覧してみると5年前の記事とかあって情報の信憑性に欠けるものも多い。
しまいには、公式サイトは日本語非対応。
はい。困難を極めました。
かなり調べた結果、アムトラックの方が僕の理想のアメリカ横断に近かったので、僕はアムトラックを選択しました。
アムトラックを選択した理由(メリット・デメリット)
アムトラックを選択した理由は以下4つ。
- 乗り放題パス(レイルパス)がある。 ※正確には、期間内乗り放題
- ある程度ルートが決まってくる。
- 横断旅してる!って気持ちになる。(大事)
- 客層的にバスよりは治安良さげ。
って感じ。
1.乗り放題パスがある
最大の決め手、乗り放題があるかないか。
結論から申しますと、グレイハウンドは乗り放題パスがありません。
アムトラックは期間制限付きではありますが、乗り放題パスがあります。
[aside type=”normal”]実は、グレイハウンドも過去乗り放題パス(discovery pass)があったようです。しかし、残念なことにオフィシャルサイト見てみると、discovery passは2012年9月末で廃止されてしまったそう。
詳細はオフィシャルサイトに。[/aside]
「グレイハウンド乗り放題パスで横断してみた!」みたいな記事が何個か発見!
最初グレイハウンドにしよう思ってたんですが、蓋を開けてみれば現在は廃止されており誠に残念な限りです。
で、アムトラックを調べたところ期間内・区間内と言う条件はありますが、乗り放題パスはある!と言うことが判明。
ただ、1点注意が必要。
アムトラックには、一部カナダ行きの鉄道もあるが、乗り放題パスを利用する場合、アメリカ国内のみとのこと。
もしカナダも寄りたいという方は別でカナダ区間だけチケット購入が必要です。
よし。続けます。
乗り放題パスは3パターン。
15日間(8区間)・30日間(12区間)・45日間(18区間)の3つ。
※2018年7月8日現在
どういう事かというと、
[voice icon=”https://zerobito.com/wp-content/uploads/2018/07/syasyou.png” name=”車掌さん” type=”l”]15日間だけ乗り放題で乗車出来るよ!ただし、乗り換えできるのは8回だけだから気をつけてね!![/voice]
って事です。
乗り換えの定義は、駅を出るか出ないかではなく、列車を降りるか降りないか。
列車を降りて改札通らず、そのまま別の列車に乗り換えしても1カウントされてしまうのでご注意を笑
僕は、15日間(8区間)で移動しました。※ちなみに価格は459$
NY→ナイアガラ(バッファロー)→シカゴ→サンフランシスコ(エミリービル)→シアトル→LA→ラスベガス→グランドキャニオン→ラスベガス→LA
2.ルートが制限的である
まずは、下の全路線一覧をご覧あれ。
↓アムトラック路線図
↓グレイハウンド路線図
※グレイハウンド全路線一覧(参照:http://www.spiritsjp.net/usa/2006/01/-greyhound-bus.html)
※アムトラック全路線一覧(参照:http://adobe.jpn.org/travel/120218/day6_1.html)
見ての通り、グレイハウンドの方が圧倒的に路線数が多いです。
もはや蜘蛛の巣(笑)
比べて、アムトラックは明らかに路線数が少ない。ただ、主要都市は抑えてます。
僕は選択肢多くても迷うだけなので制限されているアムトラックがピッタリでした。(笑)
どの路線もシカゴから伸びているので、シカゴ経由で目的地に繋げば横断ルート決まっちゃいますし。
基本、主要都市には必ず止まりますので、ハズレも少ない!
まさにアメリカ交通機関の無印良品ですな!
3.横断旅を存分に味わえる。
電車って如何にも旅人感のある乗り物じゃないですか?
バイク免許とか持っていれば、広大な平野に1本だけ伸びる道路を颯爽と走りたかったですが、無いもんは仕方ない。
まぁここはボクの個人的な意見という事で次行きましょう。(笑)
4.治安・客層
アムトラックにしか乗らなかったのでかなり偏った意見になってしまうのですが、一応治安、客層の比較。
[box class=”blue_box” title=”【グレイハウンド】”]
- バックパッカーor貧困層が多い。
- 価格を下げる為、町から少し離れたところにターミナルがある場合が多い。
- 横入りしてくる人が多いみたい笑(結構いろんな記事で見かける)
- 予定時刻より遅れる、急遽運転見合わせも多い。
- 乗り継ぎ移動が多い為、前のバスが遅れると、乗り継ぎ予定のバスが出発している事も。
- ただ価格はアムトラックより安い。
[/box]
[box class=”red_box” title=”【アムトラック】”]
- 貧困層よりご老人や夫婦の方が多い。
- 鉄道旅を目的に乗車される方という印象。
- ただ、荷物管理はしておくべき。(実際に荷物全部盗られた方がいました)
- 乗り放題パスなしだとグレイハウンドよりは高い。
- 横断目的であれば、乗り放題パスで十分に元は取れる。
[/box]
もしグレイハウンドでアメリカ横断したよ!って方いましたら、情報提供お願い致します。笑
乗り放題パス(レイルパス)の購入方法
実際にレイルパスの購入方法をご紹介。
まず購入手段は2通り。
- アムトラック公式ホームページよりクレジットにてご購入(渡米後も可)
- 旅行会社にてご購入(渡米後は不可)
僕は、渡米後でしたので公式ホームページで購入しました。
購入手順
アムトラック公式ホームページからご購入される場合について順々にご説明致しましょう。
こちらの公式サイトから購入します。
①まずは、15日間・30日間・45日間の3種類からお好きな期間を選択。
すると、それぞれの価格が表示されます。
②該当の項目を記入。
その後、該当区間に再度、チェック。大人であれば「Adult」を選択。
僕は15日間だったので、「459$-Adult 」にチェックしました。
続けて、
- いつからレイルパスを使用するか。
- パス自体の受け渡しはどこの駅でいつするか。
が聞かれます。
僕は
- レイルパスの使用開始が1月2日から
- NYのペン・ステーション、12月24日にレイルパスを受け取り
で記載して次へ。
③名前・電話番号・メールアドレスを入力。
次に、名前・電話番号・メールアドレスを聞かれます。
ログインされている方は打つ必要はありませんが、このページを見てくださっている方は購入初めての方だと思いますので、素直に入力しましょう。笑
④決済方法入力
あとは、最後にクレジット決済のカード情報を入力したら終了です。
受け取り日当日にレイルパスを予約した旨を駅員さんに伝え、パスを受け取りましょう。
あと、一応補足で説明ですが、レイルパスだけでは乗車できません。
後ほど、乗車券を発行する必要があります。
レイルパスは、「その期間・区間内であれば無料で乗車券を発行出来ますよ!」というものです。
お間違いのないように!
あと、レイルパスの条件に関してですが、アムトラックの駅がカナダにもあるのですがカナダにある駅へはレイルパスでは行けません。
僕もナイアガラへ行った際、カナダ側へ訪れましたが、アメリカ側の駅で降りて、徒歩でカナダへ入国しました。
僕的にはカナダ側で降りてそのあとアメリカへ戻る方が都合が良かったのですが、
「NO!!」って言われました笑
最後に、サンフランシスコなど、一部バスで乗り換えが必要な駅があるのですが、
そのバスでの乗り換えも1カウントされてしまいます。
区間をできるだけ節約して最大限お得に使おうと思うと、出来ればバスでの乗り換えは、避けて利用した方が良いでしょう。
僕はサンフランシスコ行きのバスをケチったせいで野宿する羽目になりましたが。笑
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以上です。
アムトラックまとめ
まとめると、
- アムトラックには、レイルパスと呼ばれる期間・区間指定ではあるが乗り放題パスがある。
- ただ、カナダ行きの鉄道にはレイルパスは利用できない。
- レイルパスの購入は、アムトラック公式ホームページよりクレジットにてご購入または、旅行会社にてご購入(渡米後は不可)
僕はグレイハウンドではなくて、アムトラックを選んで良かったなと思っています。
乗り放題あるし、座席はゆったり座れるし。
客層も危なそうな人は殆どいないし。
何より旅してる感がたまらんかったです。。。
アメリカ横断にご興味がある方、ぜひご参考になれば幸いです。
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